こんにちは、だーこまです♪

妊娠したら何をするの?



お仕事の引き継ぎはどうしたらいい?
そんな質問に答えたいと思います!
建築業界はまだまだ男性社会
正直、産休・育休を取得した女性技術職は多くありません。



私が一緒に働いていた女性技術者は結婚や出産を理由に退職した方がほとんどです
そのため周囲に前例がなく何をしたら良いかわからず・・・でした。
今回は筆者の体験談をもとに押さえておきたい産休前の過ごし方をお話しします
- 現在働いているプレママさん
- 設計職として働く女性技術者
- 出産報告後の職場での過ごし方を知りたい方
産休前に押さえておきたい過ごし方
産休前に押さえておきたいポイントを5つに絞りました
押さえておきたいポイント
- 良好な関係を心がける
- 現場確認は安全第一!無理はしない
- 担当業務の後任者は早めに決める(決めてもらう)
- 業務内容の取りまとめ・マニュアル化
- 身辺整理は計画的に



詳しく見ていきます!
1.良好な関係を心がける
いちばん大切ですがいちばん難しい・・・
個人的に心掛けたことは
- 些細なことでも感謝の気持ちを伝える
- 担当業務は責任を持って取り組む
- 体調が悪い時は無理せず正直に打ち明ける
です。
① 些細なことでも感謝の気持ちを伝える





「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる人はいないもんね
重い荷物を持ってもらったり、体調を心配してもらったりした時など、どんなことでもありがとうの気持ちを伝えるようにしていました。
ちなみに「いつも迷惑かけて申し訳ない・・・」だと、どんどんネガティヴな気持ちになります。



相手も気を遣ってあまりしない方がいいのかなと思いますしね。
感謝の気持ちを伝えることで、自分自身も周りに助けられてる!とポジティブに気持ちで過ごすことができたと感じます。
② 担当業務は責任を持って取り組む


信頼度という観点から、普段から真面目に仕事に取り組むことも大切です。



体調が悪い時にサボってると思われるのも嫌だもんね
人間関係は1日で成せるものではありません。



普段から意識して取り組みたいですね
③ 体調が悪い時は無理せず正直に打ち明ける


体調が悪いのを我慢して隠す人もいますが、きちんと周囲に伝えた方が良いです
無理をして働いても
- 作業効率が下がる
- 作業効率が下がることでサボっていると思われる
- 不機嫌そうに見え、職場の雰囲気を悪くさせてしまう
とマイナスなことばかり。



頑張りたいのに頑張れないって辛いですよね
体調不良のことだけではなく、どうして欲しいのかを伝えるのも大切です



たしかに具合が悪いと言われてもどうしていいかわからないもんね!
例えば、
- 少し休みたいから席を外したい
- 業務のサポートをして欲しい
- 病院に行かせて欲しい
と具体的に伝えることを意識してみましょう



私も体調悪い時は、無理せずちょっと休んできます〜で外の空気吸うようにしてました
2.現場確認は安全第一!無理はしない


ちょっと無理して、体調が悪化して緊急で病院になんてなると周囲も困りますよね



ましてや流産した・・・なんてなったら取り返しがつきません
設計業務をする上で現場打合せや検査は付きものですが、
- 暑さ・寒さがきつい
- 足場が悪いところがあって危ない
- 長時間の立ちっぱなし
など赤ちゃんにあまり良い環境でないこともあります。
周囲もきちんと伝えてもらった方が安心のようです



遠慮せずに頼めるところはお願いして無理せず業務を遂行しましょう!
3.担当業務の後任者は早めに決める(決めてもらう)


通常、家づくりは早い方でも半年かかります。



途中で引継ぎせざるを得ないんですよね



お客様も急に「担当外れます!」と言われても困るから早めに引継ぎはした方がいいんだね
ハウスメーカーの設計職だと1人で複数件担当することがほとんど。
その為、早めに担当業務の振り分けについて相談することは大切です。
ただし注意点があります
私の場合、とりあえず部署長が全部引き受ける予定だったんですが、産休直前(2ヶ月前)で担当者が変わるという事態が発生しました
特に考えていなかったのですが、部署長以外の設計スタッフや営業部長にも担当者を報告してました



部署長がキャパオーバー気味だけど、引き受けると言っていただいた以上こちらからお断りしづらい・・・
・・・



そういえば、担当者決まった?



部署長が全部引受けると言ってくれたんですが、大変そうなんです。
(部署長に)全てお願いして大丈夫ですかね?



部署長大変そうだよね。この物件はボクが担当しましょうか?



おお…ありがたい!
お願いします!!
その後、部署長に報告。
引き受けたものの身動きが取れず困っていたらしい・・・



そんなこともあるんや



人手不足の業界だし、できる人に仕事が集まりやすいという現実もあるからね
結果的に産休までに担当者不在の物件がなく進めることができました
4.業務内容の整理・マニュアル化


引き継ぐ物件について、業務内容を整理して何をして欲しいか明確にすることは大切ですよね
進行中に物件に関しては、内容の取りまとめも大変
私の場合、1週間ごと、打合せごとに進捗内容を更新するようにしてました
ルールを決めないと



あれ、どこまでまとめたっけ?
と内容がわからなくなったり面倒臭くなったりします
そもそも毎回整理するのも手間なんですが、仕事と思ってしっかりやるようにしてました
マニュアル作成もオススメです
普段私しか行わない業務があり、前項にもあったように急に担当者が変わると言う事態もあったので、大変役立ちました。



引継ぎ担当者は初めましての業務ってこと?



そういこうとです
その業務をしたことがある部署長が担当の予定でしたが、直前で決まった担当者は初めての業務。
全てを教えるのに2ヶ月しかないのは酷な作業でした



全然覚えてくれない・・・
何度も同じ内容を確認してくるので、正直こちらもだんだん応えるのが大変でした



口頭で伝えるのも限界があるしね
ということでマニュアルを作成



ここがわからないんだけど・・・



お手数ですが、マニュアルのこちらを確認していただけますか?



おお!ありがとう!
その後は質問の回数も減り、私も業務に集中できました。



産休に入りましたがマニュアルを確認しながら進めてくださっているようです
どうしてもわからない時は連絡が来ますが、ほとんど来ないのでマニュアルを作って正解だったと感じました
5.身辺整理は計画的に


業務に追われて、身辺整理がおろそかに・・・
産休の1ヶ月ほど前になって
- 辞めるわけではないけど、自分の荷物って全部持って帰った方がいいの?
- 作業用のパソコンはどうしたら良い?
- 緊急時の連絡先や休暇中の事務処理ってどうするの?
など急に不安になり、バタバタと相談。
最終出勤日も何かしらバタバタとお片付けしてました



もっと余裕を持ってやればよかった・・・
総務にも出産報告後、産休・育休の対応について相談はすぐにしていましたが、のんびりしている方だったので結果動いてくれたのは産休予定日の2週間前・・・
しつこいかもと思いながらも出産予定日については5回ほど報告して、その度に産休・育休取得について相談(その度にそろそろ書類準備しないとね〜と言ってました)
私も初めてでどのように動くのが正解かわからなかったので困りましたが、なんとか産休前に必要書類の確認や車内での処理は間に合いました
産休・育休取得者が多くない会社も多いので、担当者もどうして良いかわかっていないこともあります



早めに確認を取り、少しでも不安は減らしましょう
おわりに|気持ちよく産休・育休を取得するために
今回は妊娠報告後の上手な過ごし方についてまとめました
押さえておきたいポイント
- 良好な関係を心がける
- 現場確認は安全第一!無理はしない
- 担当業務の後任者は早めに決める(決めてもらう)
- 業務内容の取りまとめ・マニュアル化
- 身辺整理は計画的に
妊娠中はつわりや体調の変化もあり、きついことも多いです
無理なく遂行するためには早めに取り掛かることが重要です



気持ちよく産休を取得できるよう少しずつ取り組んでいきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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