こんにちは、だーこまです♪
令和3年度の一級建築士試験に合格し、早2ヶ月半・・・

ようやく免許登録終わりました



時間かかりすぎやない?
今回は一級建築士の免許登録が想像以上に大変だった話です
つまづきまくったことで無駄に時間もお金も使いました



この記事を読んで、あなたの免許登録が少しでもスムーズになるよう参考になれば嬉しいです
- 免許登録での必要書類の注意点
- 姓が変わった時の登録の仕方
- 免許登録のつまづきやすいポイント
免許登録のつまづきポイント



私がつまづいてきたラインラップです
(実際はまだあるけど選抜したよ・・・!)



多いなぁ・・・
免許登録のつまづきポイント
- 結婚後、名前変更をしていなかった
- 合格通知書の紛失
- 住民票は本籍地記載なしだとNG
- 免許登録税の支払いが郵便局でできない
- フォルダ名が違うと受け付けてもらえない
- 実務経験の物件名は建築地の表記は必要
- 学歴証明書=成績証明書ではない
- コロナ禍であること
- 窓口に不備がある度に再提出しに行かなくてもいい
など考えるととてもありがたいですね!



二級建築士の時は一発で済んだし楽勝やろ
と思っていた筆者。



現実はうまくいきませんでした



どんまい・・・!
ではさっそくどうぞ!
① 結婚後、名前変更をしていなかった
試験を旧姓で臨んだ為、合格通知書はもちろん旧姓で届きます。
WEB申請のマイページはもちろん旧姓でしか登録できません



え!?
旧姓で免許登録しないといけないの?
と焦った筆者。
とりあえず窓口に電話してみました



戸籍抄本を取得して姓が変わったことを証明できればOKですよ〜



よかった!
追加で書類いるんかぁーと思いながら発行(発行手数料:300円)
でも実際申請したら・・・
戸籍抄本が必要な方は、免許証に旧姓を入れたい方のみです。
ですので今回は必要ありません。



なんだって・・・!



必要って言ったじゃないか〜!
無駄な時間:10分
無駄な費用:300円(戸籍抄本 発行手数料)
② 合格通知書の紛失



ほんとバカやね



はい・・・。
合格番号わからないとWEB登録もできない



詰んだ・・・
と思いました
世の中には私と同じように合格通知書をなくす方もいらっしゃるんですね!
窓口の方が優しく教えてくださったので、ちゃんと再発行できました
詳しくはこちらの記事にまとめているので良かったら読んでみてください


(後日、年賀状に混ざっているのを発見しました)
無駄な時間:1週間
無駄な費用:274円(郵便切手+封筒代)
③ 住民票を本籍地記載なしだとNG
書類がそろっていざアップロードしようと思ったときに気づいた失敗。





え・・・そうなんだ
(本籍地なしの住民票を発行していた)
ということで再度コンビニで本籍地ありの住民票を再取得。
無駄な時間:10分
無駄な費用:200円(住民票 発行手数料)
④ 免許登録税の支払いが郵便局でできない


免許登録税を支払うために最寄りの郵便局に。
内容を説明して納付書をいただくと、税務署名が「オオイタ」のものしかない。



税務署名が違うとダメかもしれないので、
確認とった方が良いかもしれません
さっそく建築士会窓口に電話で確認。



手書きで訂正いただければ大丈夫ですよ〜
とのことだったのですが、郵便局のお姉さんはこちらが確認している間に国税庁に問い合わせしてました
国税庁の回答
過去に手書きの訂正できちんと税金が納められずトラブルがあった。
あらかじめ税務署名が「コウジマチ」と記載のある納付書を準備し納付してください



訂正できないだと!
建築士会窓口に相談したところ、税務署名が「コウジマチ」の納付書があるようだったので急いでもらいにいきました



無駄に時間がかかりました
無駄な時間:1時間30分
無駄な費用:0円
⑤ フォルダ名が違うと受け付けてもらえない
なんとか必要書類もそろったし、WEBページにて一式をアップロード!



終わった〜
と安心したのも束の間。受付不可の連絡が・・・
必要書類のファイル名は指定されたタイトルにしてください


データ見ればわかるじゃん!!!って突っ込みたくなったけど、たくさんの書類を確認する担当者への配慮は大切ですよね・・・
わかりやすくするために
- 指定した書類の順番通りに並ぶように番号を入れる
- 受験番号と書類名の間に「 ー 」を入れて区切る
などは逆に困るのでやめてくださいと言われました・・・



むずかしい
無駄な時間:20分
無駄な費用:0円
⑥ 実務経歴書の物件名は建築地の表記は必要
いちばん訂正をした実務経歴書。
筆者の場合、個人住宅の設計・工事監理業務をしていることがほとんどので物件数が多いです



担当物件の建築地や規模(延床面積)なんて覚えてないよ・・・
実務経験(2年間)は問題なく足りているのですが、現在の会社は勤めて1年未満。
過去の勤務先にさかのぼって書類を作る必要がありました



前職の設計事務所とは絶対関わりたくない・・・!


ということで更にさかのぼり地元のハウスメーカーでの実務経験を使いました
当時の上司に事情を説明して書類作成のご協力をもらえ(感謝)、書類も届いていざアップロード!
個人住宅の場合も建築地の記載が必要です



え!?マジで!
個人情報の観点から建築地を伏せたのに・・・。
そんなこと書いてたっけ??





ちゃんと書いてた!



よく読んで!
地名まで書いてねって窓口に言われたけどそこまでは覚えてなかったから市町村まで書きました(無事受理してくれた)
無駄な時間:元上司に何度も書類の確認をしてもらった(申し訳ない)
無駄な費用:0円
ちなみに当時本社勤めだった元上司は転勤して勤務先が変わっていたので、そこも修正してくださいと言われました
(私ですら知らなかったのに。チェックが細かくてびっくりだよ)
⑦ 学歴証明書=成績証明書ではない
一級建築士の受験時に学歴+実務経験を満たして受けている筆者。
しかし令和2年の改正により再度証明する必要があるとのこと。



初受験の時期を確認すればわかるじゃん
と突っ込みたくなる気持ちを抑えて母校(大学)に問い合わせ。
一級建築士の免許登録のために必要書類が欲しいと伝え、発行をお願いしました。
郵便局で定額小為替証書というので証明書発行手数料を支払い、成績証明書と卒業証明書を郵送で送っていただきました。



在学時から姓が変わっているので、ここでも戸籍抄本での本人確認が必要でした



結婚して姓が変わると面倒だね
学歴証明に必要な書類は「指定科目修得単位証明書・卒業証明書」です。
成績証明書と卒業証明書は必要ありません



???
意味がわからず再度大学に連絡。



あの〜「指定科目修得単位証明書・卒業証明書」が必要と言われたんですが・・・



そちらが必要だったんですね〜。
「その他の証明書」で発行する必要があります



なに、その「その他の証明書」って・・・
建築学科卒ぐらいしか必要ない書類なので「その他の書類」でまとめているのだとか。
そんなん知らんよ・・・。
ということで改めて取得し直して提出しました。



こちらの書類1枚で卒業証明もできます



つまり成績証明書と卒業証明書は必要なかったのね
無駄な時間:2週間(郵送にかかる日数)
無駄な費用:1200円(成績証明書と卒業証明書の発行手数料+定額小為替証書代)
おわりに
免許登録、こんなに大変だとは思いませんでした
免許登録のつまづきポイント
- 結婚後、名前変更をしていなかった
- 合格通知書の紛失
- 住民票は本籍地記載なしだとNG
- 免許登録税の支払いが郵便局でできない
- フォルダ名が違うと受け付けてもらえない
- 実務経験の物件名は建築地の表記は必要
- 学歴証明書=成績証明書ではない



どれくらい無駄な時間とお金がかかったか・・・(遠い目)
無駄な時間:2週間(諸々の手間も含めて)
無駄な費用:1974円
ともあれ、なんとか申請終わりました!(WEB申請なのに建築士会の窓口2回も行ったぜ)



あとは免許が届くのを待つだけですね!



3ヶ月はかかるらしいけどな
一級建築士と名乗れる日まで心穏やかに過ごしたいと思います



最後まで読んでいただきありがとうございました!
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