こんにちは、だーこまです♪
ハウスメーカーで働いていた話でも書こうかな〜と調べていたら・・・
ハウスメーカーは、日本国内全域または広範囲の規模で展開する住宅建設会社
Wikipedia
あれ・・・
私ハウスメーカーで働いてない・・・?
由々しき事態の発生!
ということで、早速ハウスメーカーについて調べてみました!
- そもそもハウスメーカーって何?
- ハウスメーカー以外の住宅建設会社は何になるの?
- ハウスメーカーの歴史
果たして私は、ハウスメーカーの設計職と名乗れるのか・・・!?
みなさん一緒にみていきましょう!
ガクブル、ガクブル・・・
ハウスメーカーってなんだろう?
ハウスメーカーとは
先ほどもお伝えしましたが、
ハウスメーカー = 全国もしくは広範囲で展開する住宅建設会社のこと
例えば・・・
- 大和ハウス工業
- 積水ハウス
- 住友林業
- ミサワホーム
- 一条工務店
・・・など
規模としては、年間数千棟の着工棟数のある会社で、みなさん一度は聞いたことある会社と思っていただけたら大丈夫です!
ハウスメーカー以外の住宅建設会社は何になるの?
みなさんも気になったのではないでしょうか?
全国規模ではない住宅建設会社は何になるの?
たまさんナイス質問!
ハウスビルダーって言うみたいだよ
ハウスビルダー = 単数・小数の都道府県に展開する住宅建設会社
私が勤めていたハウスメーカーは1つの県で展開している住宅建設会社でした
正確にいうとハウスビルダーに勤めていたことになります
ただ、就活時の企業説明会ではハウスメーカーと説明を受けてました。
ハウスビルダーという言葉は、お客様からも馴染みがまりないようで普段は「ハウスメーカー」と言っていたようです
実際のところ、ウィキペディアにも記載しているとおり、ハウスメーカーという定義は曖昧でこういった地場の住宅建設会社も含んでいると思っていて良さそうです
その他にも、フランチャイズで住宅を提供している会社もハウスメーカーと説明していることが多いようです
とりあえず、ハウスメーカーで働いていたと言っても大丈夫そう・・・?
よかったね!
ハウスメーカーは日本語?
ハウスメーカーって言葉は外国では伝わらないのはご存知ですか?
英語圏では、家を建てる会社という意味で
- house builder
- house building company
と言うそうです
知ったかぶって、
I work for a house maker
(私はハウスメーカーに勤めています)
I build a house with a house maker
(私はハウスメーカーで家を建てます)
と言わないように注意しましょう!(そもそも英語をする機会はほとんどないのですが・・・)
ハウスメーカーの歴史
せっかくなので、ハウスメーカーの歴史も簡単に学んでみましょう!
戦後復興のために活躍したプレハブ住宅
従来、日本の住宅は大工さんが現場で木材を加工して組み立てるのが主流でした。
しかし、第2次世界大戦(1939〜1945年)後による住宅不足で、日本は多くの住宅を建設する必要がありました。
そこで注目されたのが、短期間で完成するプレハブ住宅です
プレハブ住宅とは
あらかじめ部材を工場で生産・加工し、建築現場で加工を行わず組み立てる住宅
(プレハブ建築協会ホームページより)
戦争の影響で建設資材も不足もあり、実質プレハブ住宅が成功し始めたのは戦後約10年後になります
最初のハウスメーカーは大和ハウス工業
戦後10年が経ち、ようやく日本の経済も上昇していきました。
ベビーブームの影響も加わり、住宅需要は加速していきます
そんな中、初めて民間のプレハブ住宅で成功したのが大和ハウス工業だそうです
1959(昭和34)年 | ミゼットハウス
大和ハウスの創業者 石橋信夫が考案
戦後のベビーブームにより、学校の教室不足、子どもの環境について注目し、元々ある既存住宅に離れとして建てる「子どもの家」として商品化をしました
- 3時間で建てれること
- 確認申請が不要な10㎡(6畳未満)にすること
- 坪4万円以下という、一般の人も頑張ったら購入できる金額にすること
ミゼットハウスをきっかけに、トイレをつけてほしい!台所がほしい!と色んな要望が生まれ、どんどん商品化が進んでいきました
このミゼットハウスは百貨店で販売。
瞬く間に大ヒットしたそうです。
百貨店で家を売ってるってすごいね!
家を百貨店で販売というのは、現在の住宅展示場につながっていますね
当時の家の在り方として、家を「商品化」するのは画期的なことでした。
住宅を「商品」として売るスタイル = ニーズがある!
ミゼットハウスの大ヒットにより住宅の商品化はイケる!ということが実証されました
確かに建築に詳しくない人にとって、1から全て決めるって難しいことだよね
ましてや大工の技量によって住宅の品質は全然違う時代。
あらかじめどんな家ができるかわかるのは嬉しいよね
完全オーダーメイドとうたっている設計事務所でも、社内ではある程度こういう風にしようと過去の事例をベースに計画していたりします
ある程度基準がある方が自分はどうしたいか考えやすいですよね
住宅の工業化 たくさんの民間会社が参入
大和ハウス工業のミゼットハウスをきっかけに、他の企業も住宅の開発にチャレンジしていきます
例えば・・・
- 1960(昭和35)年
- 『セキスイハウスA型』
- 1961(昭和36)年
- 『松下1号』
- 『ミサワホーム第1号試作住宅』
たくさんの民間企業が住宅の商品化に取り組み、徐々に住宅の工業化が進んだんだね
元々住宅は大工さんが現場で加工し、組み立て作るもの。
大工さんの技術力によって、家の品質はバラバラでした
規格化することにより、大工さんの技量にかかわらず品質も確保できるようになり、結果として安心して家を建てれるようになったのではないでしょうか
まとめ
今回はハウスメーカーについてまとめてみました
ハウスメーカーとは、全国、広範囲で展開する住宅建設会社のことですが、実際は住宅建設会社を総じて言っていても問題なさそうです
経歴詐称にならず、ちょっとほっとした・・・
ハウスメーカーの歴史って今まで意識したことなかったので、個人的に調べて面白かったです♪
そもそも大和ハウス工業がハウスメーカーの始まりだったというのも知らなかったので勉強になりました
ちょっとした豆知識だね
それではまた!
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