こんにちは、だーこまです♪
ハウスメーカーの設計職ってどれくらい給料もらえるの
ハウスメーカーって給料たくさんもらえるのは大手だけ?
私が4年間勤めたハウスメーカーの給料はどれくらいだったか教えるね!
大手ハウスメーカーはCMもたくさんやっていて、働くスタッフもなんかイケている人多い
なんか給料もたくさんもらってそう・・・(偏見すみません)
でも地場のハウスメーカーも給料をしっかりもらえてたので、そのことについてご紹介したいと思います♪
- 地場ハウスメーカーの設計職の給料はどれくらいか?
- 給料についての注意点
- 給料をあげる上で取り組んで欲しいポイント
初年度の年収は約270万円
年収は270万円くらいでした
今思えば、結構もらえている方ですね
就職活動で私が重視していたのは給料額でもあったのですが、新卒のペーペー社員にこんなに払ってくれるってすごいなと思います
月々はどれくらいもらってたの?
給料の内訳
新卒で入社した地場ハウスメーカーの初任給は約19.5万円(手取16万円)でした
月収 195,000円の内訳
- 基本給 172,000円
- 通信費 5,000円
- 通勤手当 10,000円
- 資格手当 8,000円
ボーナス年2回(約1ヶ月分×2回)あったので、年収で計算すると約270万円です
最近勤めていた設計事務所より、給料いいじゃん!
本当だ・・・
会社の規模も全然違う上に、会社が求める人材スキルも違うので当たり前ではありますが、実際改めて見るとびっくり・・・
一応参考までに、設計事務所に勤めていた給料事情についてはこちらをご覧ください
ペナルティで給与減額が当たり前のようにある
ただ給料が良いといっても注意点があります。
通勤手当を1万円いただいておりますが、全然足りませんでした
会社で駐車場を借りているわけではなかったので、
- 駐車場代
- ガソリン代
が車通勤だと掛かります。
毎月約30,000円かかっていたので、通勤手当の10,000円を差し引いても20,000円ほどはマイナスです
2万円は大きいね・・・
ペナルティが多い会社だったので
- お客様からクレームをもらった
- 工事の利益率を下げた
- 営業・工務スタッフとの連携が上手く取れずお客様に迷惑をかけた
- 確認申請の提出が遅れ、引渡し時期を延ばしてしまった
トラブルがあると、問答無用で給料減給、役職降格、ボーナスカットなどされてました
ひいぃ〜っ!!怖い!
会社について
ちなみに勤めていたハウスメーカーはこんな感じでした
地場のハウスメーカー(ハウスビルダー)
- 1県内で運営しており、県内に数店舗ある
- 入社当時の設計職は5名程
【受注棟数】 年間約100棟(県内受注棟数トップ10に入るくらい)
【社員数】 約70名
【設 立】 約25年
入社前の印象は、県内の工務店・ハウスメーカーとしては急成長した会社で、今後の発展が楽しみな元気な会社という感じでした
大学の先輩も入社していて、積極的にお客様にプラン提案もできると聞き、楽しそうと思って応募した会社でもあります
「ハウスメーカー=営業がプラン作成」という時代だったもんね
当時の私のスキル
新卒入社のため、ほとんど何もできません!
自信たっぷりにいうセリフじゃない・・・
新卒入社だったためスキルは特にありませんが、学生時代に取得していた
- カラーコーディネーター検定2級
- 福祉住環境コーディネーター2級
が資格手当(8,000円)がつくということで、新卒の同期社員の中では1番給料が多かったです
同期は15名ほどおりましたが、設計職採用は私のみです
年収アップのために取り組むべきことは?
給料についてですが、4年間で約70万円アップしました
営業スタッフとは違い、1棟契約〇〇円という歩合が付くわけではありません
この金額はすごいかどうかは私には判断つきませんが、個人的には頑張ったと思います
どうやってそんなに給料をあげたの?
まずはどのようにに年収が上がっていったのか一緒にみていきましょう!
4年間で年収70万円アップ
まずは4年間の年収の変化を確認していきましょう
給料の変化(金額は総支給額)
入社年数 | 年収 | 月収 | 備考 |
---|---|---|---|
1年目 | 約270万円 | 19.5万円 | 月収+ボーナス1回分 |
2年目 | 約287万円 | 21.0万円 | |
3年目 | 約290万円 | 21.0万円 | 通勤費 減少(▲5,000円) |
4年目 | 約340万円 | 24.0万円 | 残業代が支払われるようになった |
4年目の給料の上がり方がすごいね
3年目からは1店舗の設計担当を専任でしていたので、1年後の4年目は社内評価がグッと上がりました
大手のハウスメーカーに比べると劣る額面ではありますが、しっかりいただいている方かなと思います
結婚を理由に退職しましたが、5年目になると
- 退職金制度
- 自己研鑽補助(旅行代一部負担)
- 役職手当
など、福利厚生も含め充実してくるので、働きやすさを考えると長く同じ会社に勤めるのは大切だと感じました
今も働いている同期に話を聞くと、5年目から給料もだいぶ上がったとのことでした
もちろんこれからの時代は能力主義で、より成果をあげた人の評価が高くなるとは思いますが、それでも長く勤めれば仕事の要領もわかっていき成果はつきやすいもの。
長く勤めるのはそれなりのメリットがありそうです。
残業時間を増やすのは得策ではない
4年目は残業代が支払われるようになったから給料が上がったの?
多少は影響はありますが、そうでもないかな・・・
残業代で給料アップ!と遅くまで仕事を頑張っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?
私の4年目は残業代がきちんと支払われるようになりましたが、約2万円/月といったところでした
建設業は従業員と36協定を結び、予め固定残業時間(みなし残業)を設定しているところがほとんどです。
残業をたくさんしても、あまり残業代は支払われません
設計職は、みなし残業時間は48時間/月でした
営業職は62時間/月だったようです
部署によって違うんだね・・・
私の残業時間は、申告上は50〜80時間/月です
(実際はもっとしてます・・・)
純粋に仕事量が多く、業務時間内に終わらせられないのが原因ですが、ずっと続けると体を壊すのでおすすめしません!
休みの日は廃人になってたもんね
身体が動かなくて、お布団から出れない生活でした
自己研鑽は大切
私が4年目に給料が上がったポイントはいくつかあります
- 二級建築士の資格取得できた
- 多数の資格を所持していた
- 複数店舗の設計スタッフとして担当物件を多くさせてもらっていた
- 社内コンペで1位をとる回数が増えた
- 後輩の指導係になった
- 上司に対して意見を言えるようになった
純粋に社内でのスキルが上がってきたというのもありますが、資格手当がつく会社だったので、取れそうな資格に挑戦し、給料を上げていました
初年度8,000円でしたが、4年目は20,000円になっています
その他にも、
- 一級建築士・・・20,000円
- インテリアコーディネーター・・・10,000円
- 宅地建物取引士・・・10,000円
など、資格を取るだけで給料がアップするのは嬉しいですよね
資格をとっても、仕事ができる人間になれるわけではないのですが、資格を通して知識の幅が広まるので悪いことではないのかなと思います。
その他にも、会社が「求める人物像」を明確化していたので、まず自分は何ができるようにならないといけないのかを考えながら行動することができました
社員数が多い会社だと、人事評価や業務内容もきちんとマニュアル化しているところも多いと思いますので、まずは自分が何をできるようになるかをしっかり見極めるのは大切です
設計職として取得したい資格は?
ちなみにハウスメーカーの資格手当がつく可能性が高い資格として以下が挙げられます
ハウスメーカーで資格手当がつく可能性が高い資格
- 管理建築士(会社から選任される)
- 一級建築士
- 二級建築士
- 1級施工管理技士
- 2級施工管理技士
- インテリアコーディネーター
- 宅地建物取引士
- ファイナンシャルプランナー2級
- 衛生管理者
※会社によって違います。就職した会社では資格手当がつかない可能性もあります
在学中に取れる資格もあるね!
設計職は特に
- 一級建築士
- 二級建築士
- インテリアコーディネーター
は取得すべき資格かなと思います
もちろん日々のお仕事がきちんとできることが大切です。
スキルアップの1つの手段として取り組んでみましょう!
まとめ ハウスメーカーの設計職はおすすめの職業のひとつ
ハウスメーカーに就職して感じたのは、地方のお仕事の中でも割としっかりお給料がもらえるということ。
設計事務所に就職したり、同世代の友人に話を聞く中でもきちんとお給料がいただけている印象でした
あなたの武器はなんですか?
専門職になる私たちは、よりスキルを求められ、常に自己研鑽に努める必要があります
しかし、最初は何を頑張っていいのかわからないもの・・・
ハウスメーカーはそういう意味では、まずは何ができるようになって欲しいかを明確にしていており、評価もきちんとしてくれる会社が多いので、私自身は働きやすく感じました
ただ注意点もあります。
その会社でしか通用しない人になる可能性があることです
今の時代、終身雇用が崩壊しつつあるので、ずっと同じ会社で働くというのは厳しくなってくるでしょう
そういう意味では、他社からもあなたを評価しやすい資格は有効です
実際、転職活動では資格を重視されていた印象がありました
1つでも多く、他人にはないあなたの武器(特技)を増やして、より良い環境で働けるように頑張っていきましょう
それではまた!
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